AIで業務アプリを作ってみたけど、現場導入は無理だった話

最近、AIでアプリが簡単に作れるサービスが増えている。
今回は「Manus」というサービスを使って、飲食店で使えそうな回数券アプリを作ってみた。

目的は単純で、
紙の回数券や会計対応のストレスを減らしたかったから。

前払いにして、
お客さんが帰るときに画面を見せてもらって「押すだけ」。
それができたら、現場はかなり楽になる。


Manusで「作る」こと自体はできた

Manusは正直すごかった。

・画面はそれっぽくできる
・チケット管理もできる
・管理画面も分かりやすい

「これ、いけるかも」と思った。

だから、
実際に人に触ってもらうことにした。


ここからが現実だった

iPhoneでログインしようとすると、

・「危険なサイトかもしれません」という警告
・Googleログインがブロックされる
・アカウントは登録されているのに中に入れない

結果、使えなかった

技術的な話をすると、
ManusのGoogleログイン(OAuth)が、Google側のポリシーに準拠しておらず、
一般ユーザーのGoogleアカウントではブロックされる状態だった。

これはユーザー側では直せない。


正しくても、使われなければ意味がない

機能としては正しい。
考え方も間違っていない。

でも、

・ログインでつまずく
・警告が出る
・「よく分からないもの」になる

この時点で、現場導入は無理

正しさより、
「荒れないこと」「説明しなくていいこと」の方が大事だった。


それでも、この経験は無駄じゃなかった

クレジットは使い切った。
形だけ見れば、失敗に見える。

でも、

・作って
・公開して
・人に触らせて
・やめる判断をした

この一連を体験できたのは大きい。

次に別のツールを使う時、
「どこが鬼門か」「何を最初に試すべきか」がもう分かっている。


作れる時代。でも、使えるかは別

AIでアプリは作れる。
これは事実。

でも、
実際に人が使うかどうかは、まだ別の話。

少なくとも今は、
ログイン・認証・決済が絡むものは、
個人や小規模店舗が気軽に使える段階ではない。

それが分かっただけでも、
今回触ってみた価値はあったと思っている。


近い将来、決済が絡んだり、作りが少しでも複雑なアプリを、個人で作って使えると思う。
とても楽しみである。


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