抽出量ではなくグラムで考える理由
カフェイン量は「何ml飲んだか」ではなく「何gの豆を使ったか」で決まる
コーヒーのカフェイン量を考えるとき、多くの人が「何ml飲んだか」で考えがちです。
しかし実際には、カフェイン量は抽出量ではなく、使用したコーヒー豆の量でほとんど決まります。
つまり、200mlのコーヒーでも、豆10gで淹れた場合と、豆20gで淹れた場合では、カフェイン量は大きく変わります。
コーヒー豆に含まれるカフェイン量
アラビカ種のコーヒー豆には、一般的に約1.1〜1.4%のカフェインが含まれています。
この割合を使えば、おおよそのカフェイン量を計算できます。
| 豆の量 | カフェイン量の目安 |
|---|---|
| 豆10g | 約110〜140mg |
| 豆15g | 約165〜210mg |
| 豆20g | 約220〜280mg |
抽出時には多少のロスがあるため、実際のカップに入るカフェイン量は、この数値より少し低くなります。
一般的なハンドドリップのカフェイン量
ハンドドリップでコーヒーを淹れる場合、よく使われる豆量は次の通りです。
| 豆量 | 抽出量 | カフェイン量の目安 |
|---|---|---|
| 10g | 約150〜180ml | 約100〜120mg |
| 15g | 約200〜240ml | 約150〜180mg |
この記事で使用しているカフェイン量の基準も、このハンドドリップの平均値をもとにしています。
抽出量を増やしてもカフェインは大きく増えない
例えば、同じ10gの豆を使って、
- 150mlで抽出する
- 250mlで抽出する
この場合、カップの量は増えますが、カフェイン量はそれほど増えません。
なぜなら、カフェインは抽出の初期段階で多く溶け出すためです。
そのため、お湯の量を増やしても、カフェインが比例して増えるわけではありません。
カフェイン量を減らす一番簡単な方法
コーヒーのカフェイン量を減らしたい場合、最も簡単で確実な方法は豆の量を減らすことです。
例えば次のような調整ができます。
| 時間帯 | 豆量の例 |
|---|---|
| 朝のコーヒー | 15g |
| 昼のコーヒー | 10g |
| 午後のコーヒー | 8g〜10g |
このように豆量を少し調整するだけでも、1日のカフェイン量は大きく変わります。
1日のカフェイン量を考える
健康機関の多くは、成人のカフェイン摂取量について次のような目安を示しています。
| 対象 | カフェイン摂取目安 |
|---|---|
| 健康な成人 | 1日400mg以内 |
| 妊娠中 | 1日200mg以内 |
例えば、豆15gのコーヒーを1杯飲むと、カフェインは約150〜180mgになります。
つまり、1日2杯でも300mg以上になることがあります。
まとめ
コーヒーのカフェイン量は、抽出量ではなく使用した豆の量でほとんど決まります。
そのため、カフェイン量を調整したい場合は次の2つを意識することが重要です。
- 何gの豆を使っているか
- 1日に何杯飲んでいるか
抽出方法やカップの量よりも、まず豆の量を基準に考えると、カフェイン量を正確に把握できます。
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