コーヒーのカフェインと睡眠の話

ピーク、半減期、影響が残る時間

この記事でわかること

  • カフェインは「6時間後にピーク」ではない
  • 睡眠に影響が出やすい時間の目安
  • カフェイン量は「淹れた量」より「豆(粉)の量」でだいたい決まる
  • 豆10g・15gで淹れた場合のカフェイン量の目安

まず結論:ピークは6時間後ではない

カフェインの血中濃度が高くなるピークは、一般に摂取後30〜120分あたり。 「6時間後」はピークではなく、体内にまだ残っている時間帯です。

ここで重要なのはピークより半減期。 半減期は「体内のカフェインが半分になるまでの時間」で、目安は約5〜7時間。 だから6時間後は、だいたい半分残っている状態になります。

カフェイン量は、淹れた量より豆(粉)の重さで決まりやすい

カフェインは水に溶けやすく、抽出の早い段階でかなり出ます。 そのため、同じ豆ならカフェイン量は基本的に粉量(豆の重さ)に比例しやすいです。

淹れた量(150mlか250mlか)で差は出ますが、影響は「微調整」になりやすい。 大きく動くのは粉量・抽出のしかた・豆の品種(ロブスタは多い)です。

豆10g、15gで淹れた場合のカフェイン量の目安

目安としてよく使われるのは次の値です。

前提∶アラビカ豆のハンドドリップ抽出の平均値

コーヒー粉 1g あたり 約10〜12mg のカフェイン

豆(粉)10g

約100〜120mg

豆(粉)15g

約150〜180mg

※これは「だいたいこのくらい」という現場向けの目安です。 実際は、挽き目・抽出時間・湯温・焙煎・豆の品種(アラビカ/ロブスタ)で上下します。

睡眠に影響が出るのは何時間後まで?

影響が残る時間は「ピーク」ではなく「残量」で決まります。 半減期が5〜7時間だとすると、例として15gで約150mg摂った場合はこうなります。

  • 6時間後:約75mg残る
  • 12時間後:約37mg残る

睡眠に影響が出やすい残量の目安として、30〜40mgくらいでも影響が出る人がいると言われます。 だから夕方のコーヒーが夜まで残る、という話になります。

実用の目安としては次の通り。

  • 寝る8時間前までに止める(安全寄り)
  • 寝る6時間前まで(最低ライン。影響が出る人は出る)



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