抽出方法でカフェイン量は変わる?

ドリップ・エスプレッソ・水出しの違い

コーヒーのカフェイン量は抽出方法で変わる

コーヒーのカフェイン量は、単純に「濃いか薄いか」で決まるわけではありません。

同じコーヒー豆でも、抽出方法によってカフェイン量は変わります。

ただし一番大きく影響するのは、実は豆の量です。

抽出方法による違いはありますが、基本的には「何gの豆を使ったか」でカフェイン量の大部分が決まります。

代表的な抽出方法とカフェイン量

一般的な抽出方法ごとのカフェイン量の目安をまとめると次のようになります。

抽出方法 特徴 カフェイン量の
目安
ハンドドリップ 最も一般的な抽出 基準
フレンチプレス 粉を浸して抽出 やや多い
エスプレッソ 高圧で短時間抽出 カップは少量
コールドブリュー(水出し) 長時間抽出 多くなりやすい

それぞれの違いを順番に見ていきます。

ハンドドリップ(ペーパードリップ)

ハンドドリップは、最も一般的なコーヒー抽出方法です。

この記事の他の計算でも、基本的にはハンドドリップ基準でカフェイン量を考えています。

目安としては次の通りです。

豆量 カフェイン量
豆10g 約110mg
豆15g 約165mg

この数値は、アラビカ豆を使用した場合の平均的な値です。

フレンチプレス

フレンチプレスは、コーヒー粉をお湯に浸して抽出する方法です。

ペーパーフィルターを使わないため、油分や微粉もそのままカップに入ります。

そのため、ハンドドリップよりややカフェイン量が多くなる傾向があります。

豆量 カフェイン量の目安
豆10g 約120mg前後
豆15g 約180mg前後

エスプレッソ

エスプレッソは高圧で短時間抽出する方法です。

味は非常に濃く感じますが、カップの量が少ないため、1杯あたりのカフェイン量は意外と多くありません。

抽出量 カフェイン量
エスプレッソ1ショット 約60〜80mg
ダブルショット 約120〜150mg

つまり、味は濃いですが、カフェイン量はドリップコーヒーと大きく変わらない場合もあります。

コールドブリュー(水出しコーヒー)

水出しコーヒーは、冷たい水で長時間抽出する方法です。

一般的に8〜24時間ほどかけて抽出します。

長時間抽出のため、カフェインは多く溶け出しやすい傾向があります。

豆量 カフェイン量の目安
豆10g 約120〜140mg
豆15g 約180〜210mg

また水出しは濃縮して作ることも多いため、カフェイン量がさらに増える場合もあります。

カフェイン量は「濃さ」ではなく「豆量」で決まる

よくある誤解ですが、コーヒーのカフェイン量は味の濃さでは決まりません。

カフェイン量は主に次の2つで決まります。

  • 使用する豆の量
  • 抽出時間

例えば、同じ15gの豆を使えば、

  • ドリップ
  • フレンチプレス
  • エスプレッソ

で大きく差が出ることはありません。

つまり、カフェインを減らしたいなら、抽出方法よりも豆の量を減らす方が効果があります。

睡眠への影響を考えるなら

カフェインは飲んですぐ消えるわけではありません。

一般的な人の場合、半減期は約5〜7時間です。

つまり午後のコーヒーは、夜までカフェインが残る可能性があります。

睡眠を優先するなら、次の方法が現実的です。

  • 午後は豆量を減らす
  • 1日のコーヒー回数を減らす
  • 就寝8時間前までに飲む

まとめ

コーヒーのカフェイン量は、抽出方法でも多少変わります。

しかし最も大きな要因は豆の量です。

そのため、カフェイン量を調整したい場合は、

  • 抽出方法より豆量を意識する
  • 飲む時間を調整する

この2つを意識するのが効果的です。




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