鉄は「何を」「どう摂るか」で差が出る

ヘム鉄・非ヘム鉄・鉄製やかんの話を整理する

「鉄は大事」とよく言われるが、
実際には鉄の種類によって体への入り方は全く違う

この記事では、

・ヘム鉄
・非ヘム鉄
・おまけ:鉄製のやかん・鉄瓶の鉄

この3つを現実的な目線で整理する。


鉄には2種類ある

ヘム鉄

動物性食品に含まれる鉄

・赤身肉
・レバー
・赤身魚・青魚(まぐろ、かつお、いわし など)

特徴

・吸収率が高い(約15〜30%)
・食べ合わせの影響を受けにくい
・少量でも体に入る

👉 鉄対策の主役


非ヘム鉄

植物性食品・一部魚介に含まれる鉄

・大豆製品
・青菜
・海藻
・貝類
・鉄製調理器具から溶け出す鉄

特徴

・吸収率が低い(約2〜5%)
・ビタミンC・タンパク質で吸収率アップ
・コーヒー・お茶で吸収が下がる

👉 底上げ役


どれくらい摂ればいい?

ヘム鉄の目安

・1日 1〜2mg

これで

・セロトニン合成
・貧血予防
・日常生活レベル
は十分カバーできる。

刺身なら

・まぐろ・かつお:100〜150g
・いわし・さばなど青魚:100g前後

👉 「白身ではない刺身を一人前」でほぼ達成。


非ヘム鉄の考え方

・単体では効きにくい
・ただし摂らないよりは確実に良い

コツ

・ビタミンCと一緒に
・タンパク質と一緒に
・食後すぐのコーヒーは避ける

👉 ヘム鉄を軸に、非ヘム鉄で補強


おまけ:鉄製のやかん・鉄瓶の鉄は?

「鉄瓶で沸かしたお湯を飲むと鉄が摂れる」
これは半分本当

事実

・鉄製のやかん・鉄瓶から
微量の非ヘム鉄が溶け出す

目安

・1杯(200ml)で 0.1〜0.3mg程度

勘違いしやすい点

・これだけで鉄は足りない
・非ヘム鉄なので吸収率は低い

👉 補助にはなるが、主役にはならない


現実的な優先順位

1.ヘム鉄(赤身・青魚・刺身)
2.非ヘム鉄(野菜・豆・海藻)
3.鉄製やかん・鉄瓶の湯(+α)


まとめ

・鉄は「量」より種類と吸収率
ヘム鉄が最優先
・非ヘム鉄は工夫すれば意味がある
・鉄瓶の湯は「やらないよりはいい」レベル

つまり、
赤身や青魚を食べていれば、鉄対策はかなり現実的に回る。

完璧を狙う必要はない。
毎日少しでも「入る形」で続けることが一番強い。



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