第2話 私が選んだ「自分から孤立する」という選択

その後、
同じ寮の同学年5人で集まる機会があった。

私が最後にその場へ行くと、
Bちゃんは、私を確認した瞬間、
他の2人に勢いよく話しかけ始めた。

「この2人も、私の味方」
そう示したかったのだと思う。

その瞬間、悟った。

もう、面倒だな、と。


私は、
関係のない人を巻き込むのが、
どうしても嫌だった。

だから、静かにその場にいた。

関係のないCちゃんやDちゃんに
話しかけられた時だけ、普通に答えた。

それ以上、何もしなかった。


それ以降、私は決めた。

自分から、孤立しよう。

高校2年生。
寮には上級生も後輩もいる。

私のことで、
寮全体に気を遣わせるのが嫌だった。

学年ごとの行動では、
一応そこにいる。
でも、少し距離を取って歩く。

それだけ。


気を遣って、
私を輪に入れようとしてくれる子もいた。

ありがたい気持ちはあったけれど、
正直、ありがた迷惑だった。

「いいから。私は大丈夫だから」

そう、静かに、でも強めに伝えた。


一人でいる上級生が、
一学年に一人、二人いた。

「それでいいや」
そう思えた。

その人たちの存在には、
今でも感謝している。




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