珈琲の鮮度を一瞬で伝える話

― 刺身に例えると、全部分かる ―

珈琲の話をしていると、
「焙煎してからの鮮度」とか
「挽きたてが大事」とかよく言うけれど、

正直、知識がない人にはピンとこない

でも、飲食に関わっている人や、 料理をする人なら、 一瞬で分かる例えがある。


珈琲は“刺身”と同じ構造

結論から言うと、こういう対応関係になる。

・焙煎してからの時間 = 魚が死んでからの時間(鮮度)
・豆のまま保管 = サク(塊)のまま管理
・挽きたて = 注文が入ってから一切れずつ切る
・淹れたてを飲む = 切ってすぐ出す/すぐ食べる

この対応で、ほぼすべて説明できる。


なぜ「豆のまま」が大事なのか

刺身でも、サクの状態なら鮮度は保てる。

でも、一度切ったらどうなるか。

・表面が空気に触れる
・水分が抜ける
・食感が落ちる
・匂いが出る

珈琲も同じ。

豆のままなら劣化はゆっくり。 粉にした瞬間、一気に空気にさらされて鮮度が落ちる

だから、 「挽いたらすぐ淹れる」が重要になる。


淹れたてが一番なのも同じ理由

刺身は、切ってすぐが一番うまい。

時間が経つと、食べられはするけど、別物になる。

珈琲も、抽出した瞬間がピーク。

・香りが立つ
・味に輪郭がある
・後味が軽い

時間が経つほど、香りは消え、味は重くなる。


チェーン店の刺身が食べられない理由

見た目だけで分かることがある。

・角が立っていない
・表面が乾いている
・色が濁っている

身体が「これは違う」と判断する。

珈琲も同じで、

・香りが立たない
・なんとなく重い
・飲んだ後に残る

これは、 鮮度が落ちたサイン


「手間がかかる」の正体

挽きたてで淹れる、というと「手間がかかりそう」と言われる。

でも実際は、ほんの一工程増えるだけ。

魚料理と同じで、

・知らないとハードルが高い
・知ると当たり前

一度やれば、「なぜ今までやらなかったんだろう」になる。


健康の話も、実は同じ

珈琲の体に良い成分は、新しいうちほど残っている

だから、

・焙煎してから時間が短い
・粉にしてからすぐ淹れる

この条件の方が、 味だけじゃなく、体感も軽い。


まとめ

珈琲は、

・焙煎してからの鮮度が命
・粉にしたら一気に落ちる
・挽きたて・淹れたてが一番

これは、 刺身と全く同じ構造

理屈を知らなくても、 刺身で考えれば分かる。

だから、
珈琲って、刺身と同じ。 塊で管理して、 使う直前に切って、 すぐ出す。

それだけ覚えていれば、 十分。


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