カニさん歩きが意外と効く理由
コロナをきっかけに、お尻が垂れた。
歩く量が減り、立つ時間が減り、股関節をしっかり伸ばす機会が減った。
スクワットもしている。
でも、横から見たときの「キュッ」とした位置が戻らない。
そこで試したのが、地味すぎる運動。
カニさん歩き。
カニさん歩きとは?
体を正面に向けたまま、横にスライドする動き。
小学生の頃、スポーツの準備体操でやる時に広がる際の、横移動の、“ゆっくり丁寧版”。
目的は移動ではない。
中臀筋(お尻の横)に張力をかけ続けること。
正しいフォーム
姿勢
- 胸は起こす
- 腰は反らない(ニュートラル)
- 膝は軽く曲げる(浅いスクワット程度)
- つま先は基本「正面」(必要なら少しだけ外向き)
動き(左に進む例)
- 左足を左へ出す(歩幅は小さめでOK)
- 右足を左へ寄せる(左足を越えない/肩幅で止める)
- 足は閉じ切らず、張りを保ったまま繰り返す
ポイント:「大股で移動」ではなく「横に押して張力を保つ」。
なぜこれが効くのか
お尻は「後ろ」だけではない。
- 大臀筋:後ろに出す
- 中臀筋:上で支える(垂れ防止・横の張り)
後ろだけ鍛えると「出るけど下がる」ことがある。
横(中臀筋)が戻ると、位置が上で固定されやすい。
プリケツは「後ろ+横」で完成する。
よくある失敗(腰が不安になる原因)
- 腰を反って姿勢を作っている
- 落としすぎて前ももが主役
- 体を横に倒して距離を稼ぐ
- 速くやって反動で動いている
- 足を閉じ切って張力が抜ける
判断基準:
腰が主張してきたらフォームが崩れている。深さと歩幅を半分にする。
難しいのは正常
カニさん歩きは意外と難しい。
普段使っていない中臀筋を、反動なしで使うから。
まずは短くていい。
5歩 → 反対方向5歩(往復)を1セットとして、2セットから始める。
おすすめの回数とテンポ
- テンポ:ゆっくり(1歩ずつコントロールできる速度)
- 回数:10〜15歩 × 左右1往復 × 2〜3セット
- 頻度:毎日でもOK(雑になったら中止)
まとめ
派手なトレーニングより、地味な再教育。
カニさん歩きは、垂れ防止・骨盤安定・プリケツ再建の土台になる。
速さはいらない。距離もいらない。
必要なのは、張力を逃さないこと。

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