「人にやられて嫌なことはするな」
「人に言われて嫌なことは言うな」
それなのに、なぜここまで周りを見られない大人が増えたのか。
接客の現場にいると、疑問しか残らない。
明らかに対応中なのに、
なぜ呼ぶ?
ぼーっと突っ立っている店員なら、まだ分かる。でも現実は違う。
・他のお客さんを対応している
・料理を運んでいる
・会計をしている
・厨房作業をしている
見れば分かる状況なのに呼ぶ。
そして「すみません!」だけで終わらない。
「すみません」はいい。でも、その先がアウト
はっきり言う。「すみません」と呼ぶだけなら何の問題もない。
問題なのは、その先。
・返事を待たずに要件を一方的に喋り出す
・こちらが他のお客さん対応中でも話し続ける
・「会計なんですけど」「これがどうなんだわ」と勝手に進める
これは声掛けじゃない。
割り込み だ。
対応するまで何度も呼ぶ人の異常さ
さらにひどいのが、対応するまで何度も呼び続ける人。
・すみません
・すみませーん
・すみません!の後にと言いたいことも続けて言ってくる
こちらは一人でホールも厨房も回している。
状況は見れば分かる。
それでもやる。
理由は単純で、自分が最優先だと思っているから。
うちの店は、一人で回している
うちの店は、チェーン店ではない。個人店である。
ホールは私一人。
それに加えて、厨房の仕事もしている。
少し見ていれば分かる。
忙しいことも、手が離せないことも。
それなのに、
呼べばすぐ対応してもらえる
急かせば早くなる
そう勘違いしている人が一定数いることに、正直驚く。
反対に、ちゃんと分かっているお客さんもいる
一方で、こんな言葉を添えてくれるお客さんもいる。・「手が空いてからで大丈夫です」
・「急いでないので、後でいいですよ」
こういう一言を、自然に言える人がいる。
そして正直に言う。
こういうお客さんは、優先する。
急かす人を後回しにしてでも、だ。
なぜか。
それが人間の感情だから。
人は、雑に扱ってくる相手を優先しない
・怒鳴る人・急かす人
・割り込む人
こういう相手に対して、
「早くやってあげよう」と思う人間はいない。
逆に、
相手を気遣う言葉をかけられたら、
「先にやろうか」と思う。
これは接客のテクニックでも何でもない。
人として当たり前の反応だ。
待てないのは、忙しいからじゃない
待てない理由は、忙しさではない。・自分が特別扱いされて当然だと思っている
・他人の状況を想像しない
・待つことを「損」だと思っている
ただそれだけ。
しかも、実際には1分も待たない。
それすら我慢できない。
店は「言った者勝ち」を許す場所ではない
ここで店側が折れたら終わりだ。・声の大きい人が得をする
・ちゃんと待つ人が損をする
・クソ客が集まる
結果、
また来てほしいお客さんが消える。
順番は順番。
それを守れない人を優先する理由はない。
周りを見られない大人が増えた
子どもでも分かることを、大人がやらなくなった。
人にやられて嫌なことは、しない。
人に言われて嫌なことは、言わない。
それだけで、
店も、人も、もっと楽になる。
待つべき時は、待つ。
それができないなら、外に出る資格はない。


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