2026-02

人生・体験記

目に見えぬ深い傷。

性被害の傷は、目に見えない 昔は刑事ドラマが好きだった。 でも、今は見ない。 理由はひとつ。 性被害の描写が、ほぼ必ずあるからだ。 突然、引き戻される 何の前触れもなく、場面が始まる。 その瞬間、身体が反応する。 呼吸が変わる。 心臓が速く...
人生・体験記

性被害者の三重苦

説教はいらない 被害に遭ったとき、私はもう十分に自分を責めていた。 あの服が悪かったのかもしれない。 あの態度がいけなかったのかもしれない。 もっと警戒していれば防げたのかもしれない。 誰よりも、自分が自分を責めていた。 その上から、さらに...
人生・体験記

性被害者へ

汚れてなんかいない 私は、無理矢理やられたことがある。 電車で痴漢に遭ったこともある。 いくつかの職場でセクハラも受けた。 特別な話ではない。 驚くほど、ありふれている。 まず伝えたいこと もし被害に遭ったなら、 最初にかけてほしい言葉はこ...
性と身体

目に見えない暴力

「見ただけ」は加害ではないのか ある高校生の話を聞いた。 カップルでテレビ電話をしていたとき、 彼が「一人でするところを見たい」と言ったらしい。 彼女は応じた。 その映像は、彼だけのもののはずだった。 同意の範囲は限定されている 彼女が同意...
性と身体

映像と現実の違い

「嫌」と言ったのに伝わらない構造 私はあの夜、「痛い」と言った。 何度も。 でも止まらなかった。 なぜ止まらないのか 理由は単純で、でも根が深い。 女性の拒否は本気ではない、という幻想 押せば落ちる、という成功物語 強引さ=男らしさ、という...
性と身体

同意とサバイバル

抵抗しなかったことは、同意ではない 一度、童貞の男性とそうなりかけたことがある。 酔っていた。 でも意識はあった。 ベッドに押し倒された瞬間に分かった。 乱暴だった。 私は何度も言った。 「痛い。」 でも、完全に拒絶することはしなかった。 ...
性と身体

感度は状態で変わる

なぜ、途中から全身が感じるようになるのか 最初から、どこを触られても感じるわけではなかった。 でも、ある程度気持ちよさが立ち上がると、 不思議なくらい変わる。 なんなら、どこを触られても感じるようになる。 快感は「点」ではなく「状態」 快感...
性と身体

身体は学習するという話

感じなかった乳首が、感じるようになった理由 彼は乳首を感じる人だった。 私は、感じなかった。 正直、胸はただの胸だった。 でも遠距離で会えない間、 私は調べた。 文字で説明を読んだ。 動画を見た。 そして、自分で触ってみた。 最初は何も起き...
性と身体

演技するセックスは誰のためか

感じていないのに、なぜ声を出してしまうのか 演技して声を出す。 正直、意味が分からなかった。 感じていないのに反応する。 それは誰のためなんだろう。 騙したいわけではない 多くの場合、悪意はない。 相手を傷つけたくない 空気を壊したくない ...
性と身体

性は誰のものか

なぜ女性は性を自分のものにできないのか セックスレスの原因は、よく「性欲の差」と言われる。 でも本当にそれだけだろうか。 多くの場合、問題はもっと手前にある。 性が「与えるもの」になっていないか 女性は無意識のうちに学ぶ。 男性の欲を満たす...